金融/経済ガイド「マネコム」

皆さまにおかれましては、日頃より近畿労働金庫をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
　本年もここに、ディスクロージャー誌「ROKIN　REPORT　ディスクロージャー 2015」を作成いたしました。多くの皆さまにご高覧いただき、当金庫への理解を深めていただければ幸いに存じます。
　2014年度は第5次中期経営計画の最終年度でしたが、2014年1月に無事移行を完了したアール・ワンシステムの活用と、最重点課題である収益の回復に取り組むなど、会員の皆さま・お客さまとともに事業活動を推進してまいりました。
　その結果、当期純利益は31億67百万円となり、計画を上回りました。しかしながら、預金と融資は、対前年度期中平均残高増加額がともに計画を下回るなど、課題を残すところとなりました。
　2015年4月から、第6次中期経営計画がスタートしています。
　第6次中計は、第5次中計で明らかになった課題を解決する3年間と位置づけ、引き続き経営ビジョンの実現に向け、「すべての勤労者の笑顔のために」事業活動を展開しております。
　第6次中計の主要課題として設定しました「労金運動の再構築」「業務改革」「営業活動の最大化」「事務の効率化」「人材育成」の5点に取り組むことにより、会員・お客さまの信頼と安心感を高め、現場力と収益基盤のさらなる強化をめざします。
　当金庫は、「ろうきんの理念」に謳われた、「人々が喜びをもって共生できる社会の実現に寄与する」という労働金庫の目的を果たすため、会員の皆さまをはじめ、NPO等非営利・協同セクターとの連携をさらに強化してまいります。また、勤労者の金融にまつわるさまざまなニーズにお応えできるよう、役職員一丸となって運動と事業を展開してまいります。
　今後とも、近畿労働金庫にいっそうのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。