会社名 | 静銀ディーシーカード |
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ふりがな | しずぎんでぃーしーかーど |
会社URL | http://www.shizuokabank.co.jp/companyinfo/sdc.html |
企業理念 | 「地域とともに夢と豊かさを広げます。」 ・私たちは地域の総合金融機関として、質の高いサービスを提供し、人々の暮らしと事業の夢の実現に貢献しています。 ・私たちは、地域とともに歩む良き企業として、地域の経済と文化の発展に努めています。 ・私たちは、健全性を基本として、時代を先取りする積極的な経営を心がけ、地域社会、お客様、株主、従業員の幸福を追求します。 |
平成23年度の日本経済を概観いたしますと、東日本大震災からの懸命な復旧活動が続くなか、タイの洪水被害、あるいは欧州の経済危機に起因した円高など、さまざまな困難に直面いたしましたが、多くの企業努力に支えられ、震災によって寸断されたサプライチェーンは急速にその回復が進み、米国向け輸出の復調や復興需要、さらには個人消費の回復などにより、未だ予断を許さないとはいえ、持ち直しの動きも見られるようになりました。
こうした経済情勢のなか、静岡銀行グループでは、平成23年度から25年度までを計画期間とする第11次中期経営計画「MIRAI~未来」の初年度として、経営ビジョンとして掲げた「お客さまとともに地域の未来を切り拓く総合金融グループ」の実現に向けて、「『先進性』『提案・解決力』を通じた成長の実現」「高い生産性による強靭な経営体質の構築」「『しずぎんブランド』の価値向上」という3つの基本戦略を、グループ企業が一丸となって推進いたしました。
社会構造の変化のなかで
写真:頭取 中西勝則
頭取 中西勝則
23年度の主な取り組みにつきましては、本誌でご紹介させていただきましたが、まず法人分野では、中小企業の資金ニーズに円滑に対応するとともに、地域企業とのリレーション強化をはかり、貸出先数の増加に取り組みました。
また、社会のあらゆる領域で構造変化が進展するなか、アジア地域に活路を求める地域企業の支援を強化するため、新たにインドネシア2行、ベトナム1行、韓国1行の現地金融機関と業務提携を締結しました。一方、国内においては「しずぎん成長分野応援プロジェクト」の推進を通じて、環境・医療・介護・農業など、今後、成長が期待される分野に対するお取引先企業の挑戦を積極的にサポートいたしました。
あわせて、販路拡大などを通じて業容拡大を支援する「ビジネスマッチング」、若手経営者など将来を担う人材の育成を目指す「次世代経営者塾『Shizuginship(しずぎんシップ)』」、厳しい経営環境に直面するお客さまをサポートする「経営改善・事業再生支援」を3つの柱とする地域密着型金融にも取り組みました。とくに経営改善・事業再生支援では、「中小企業金融円滑化法」が再延長されるなか、企業サポート部が中心となり、地域企業に対して、資本性借入金(DDS)等の金融手法の活用はもちろん、事業の再構築、あるいは事業清算に関するご相談など、一歩踏み込んだサポートを展開しております。
個人分野では、引き続きローンセンター、ローンデスクの新規出店を行い、よりお客さまにご満足いただける質の高い消費者ローン商品の提案に努めるとともに、利用者保護を基本に据え、定期預金をはじめ保険商品など、お客さまのライフプランにお役立ていただける資産運用商品のラインアップの充実を進めました。
また、年金の手続きをはじめ、定年後の働きかたなどを解説する「年金セミナー」を500回以上開催するなど、金融情報の積極的な発信に努めております。
こうした取り組みにより、平成23年度は地域の中小企業および個人のお客さまを中心に預貸金が順調に推移し、経常利益は3年連続の増益を計上いたしました。これも、ひとえにお取引先ならびに株主の皆さまの温かいご支援のおかげと厚くお礼申しあげます。
なお、年間配当額につきましては「配当性向25%程度かつ大手地方銀行最高水準」の配当維持を目指し、期末に50銭増配し、一株あたり13円50銭とさせていただきました。
郵便番号 | 424-0886 |
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都道府県 | 静岡県 |
住所 | 静岡市清水区草薙1丁目13番10号 静岡銀行草薙支店ビル5階 |
電話番号 | 054-344-1155 |
支店数 | 0 |
創立 | 1983年4月1日 |
証券コード | 0 |
証券市場 | 未上場 |
代表者名 | 青木孝好 |
従業員数 | 0 |
売上 | 395億円 |
メインバンク | 静岡銀行 |
事業内容 | クレジットカード業務・信用保証業務 |
グループ会社 | 静岡銀行 |