会社名 | 吉備信用金庫 |
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ふりがな | きびしんようきんこ |
会社URL | http://www.pnc.or.jp/kibishin/index.html |
企業理念 | わが吉備信用金庫は郷土大衆のよき友として、金融の円滑を計り地方産業の伸展と郷党の福祉に奉仕する |
平素より私ども吉備信用金庫に対しまして格別のご愛顧、ご支援を賜り、誠に有難く厚くお礼申し上げます。本年もここに当金庫の経営状態や活動実績を取りまとめ、ディスクロージャー誌「KIBISHINKIN BANK DISCLOSURE 2014」としてお届けできる運びとなりました。経営情報の適正な開示は、金融機関として最も重要な責務の一つとの認識のもと、「より分かり易く」をテーマに編集に取組んだところでございます。何卒ご高覧のうえ、ご叱正賜れば幸いと存じます。さて、平成25年度のわが国の経済は、経済の再生、デフレからの脱却を目指したアベノミクスの推進により、行き過ぎた円高が修正されたことから、グローバル企業を中心に業況が改善し、景気は緩やかに回復傾向を示しました。しかしながら、その一方で、円安は原材料価格の高騰を招くこととなり、この高騰分を商品価格に転嫁することが難しい地域の中小企業においては、収益の圧迫につながり、業況は依然として厳しい状況で推移することとなりました。このため、地方経済は、高齢化の進行や人口の減少等とも相まって、依然として停滞感の強い状況で推移しました。このような中、当金庫の営業エリアの中心である総社市では、企業進出等により雇用に明るさも見えてきましたが、主要取引先である中小企業、特に地域産業の中心である自動車関連部品製造企業においては、自動車製造企業の業況回復が受注に結び付いておらず、依然として厳しい状況が続き、地域経済も盛り上がりに欠ける状況でありました。また、金融面では、デフレ克服に向けた政府の各種施策等の効果もあり、景気に明るさが感じられるようになったことから、日経平均株価は上昇して推移しましたが、デフレ克服に向けた日銀の金融緩和政策により市場金利は低金利で推移しました。こうした状況の下、当金庫は、健全かつ強靭な経営基盤の構築の観点から、業容の拡大及び収益基盤の強化に向けて積極的に事業展開を図りました。この結果、業容面では、預金が前年度比3,208百万円(2.18%)増加の150,101百万円、貸出金が同1,869百万円(3.30%)増加の58,463百万円となりました。収益面では、市場金利が低下基調で推移する等収益環境の厳しい中で、経費の効果的な使用とその節減とともに、余裕資産の効率運用や保険商品の販売等による収入の増加に努めましたが、一方で資産の厳正な自己査定に基づく貸倒引当金を必要額計上したこと等から、業務純益は前期に比べ396百万円増益の579百万円、経常利益は18百万円増益の232百万円、当期純利益は34百万円減益の109百万円となりました。さらに、金融機関の健全性を示す重要指標であります自己資本比率は13.17%となり、高い水準を確保することができました。これもひとえに、地域の皆様の暖かいご支援、ご愛顧の賜であり、誠にありがたく深く感謝申し上げます。なお、出資金の配当率は、前年度と同様の年4%とさせて頂きました。今後とも当金庫は、地域金融機関として地域社会との共生を理念に、常にお客さまに満足いただける金融機関を目指して、役職員一同尽力する所存でございますので、一層のご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
郵便番号 | 719-1131 |
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都道府県 | 岡山県 |
住所 | 総社市中央2丁目1番1号 |
電話番号 | 0866-92-2136 |
FAX | 0866-93-9438 |
支店数 | 12 |
創立 | 1950年10月1日 |
証券市場 | 未上場 |
代表者名 | 平田 周志 |
従業員数 | 145 |
事業内容 | 預金業務 融資業務 為替業務 各種代理業務 各種公金取扱業務 投資信託窓口販売業務 国債窓口販売業務 各種保険窓口販売業務 両替業務 保護預り業務 相談業務他 |