「生命保険」の概要
生命保険とは、生命保険会社と契約を結び、被保険者が病気やケガ、死亡などしてしまった場合に、保険者が受取人に保険金を支払うことを約束するものです。この生命保険は大きく分けて、定期保険・終身保険・養老保険の3種類に分けられます。また、様々な保険商品は主契約と特約の組み合わせからなっています。
生命保険は貯蓄とは違い、契約した時点から払い込んだ保険料がいくらであっても、万が一のときには必ず約束された保障額を受け取ることができます。
この生命保険の始まりは、1400年代のイタリアから始まり、その時代は奴隷運搬の海上保険という形態でした。その後17世紀イギリスで、牧師たちが葬儀代をまかなうために、お互いにいくらかずつ出し合って積み立て、現在の生命保険会社の発祥は、1762年にイギリスに設立されたエクイタブル生命だと言われています。日本の生命保険は、1868年に福沢諭吉が生命保険制度を日本に紹介し、1880年に日本初の生命保険会社である日東保生会社が開業されました。現在ある生命保険会社で一番古い明治生命が開業されたのは1881年のことです。