会社名 | 三菱UFJフィナンシャルグループ |
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ふりがな | みつびしゆーえふじぇいふぃなんしゃるぐるーぷ |
会社URL | http://www.mufg.jp/ |
皆さまには、平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
2014年度中間期の業績
2014年度中間期の連結純利益は、5,787億円と、通期目標9,500億円対比の進捗率で60.9%となりました。
国内個人向け業務では、株式市場が昨年に比べ膠着傾向にあったこともあり、運用商品販売は低調に推移しました。一方、NISA口座数やお客さまの資産の預かり残高などは順調に増加し、今後のお客さまとの更なる取引推進に向けた事業基盤は着実に強化されていると実感しています。国内法人向け業務では、低金利環境が続く中、M&A関連融資の手数料など投資銀行収益が好調に推移しました。消費税増税などによるマイナス影響から景気動向に不透明感はありますが、貸出機会を的確に捉えることで法人向け貸出残高も徐々に増加しています。
海外では、ウクライナ・中東の地政学リスクの高まり、欧州経済の停滞、アジアの成長鈍化など不安定な要素があり、一部の地域では、MUFGのビジネスにとって厳しい環境となりました。しかし、景気回復基調を強める米州の事業が好調に推移したことや、アユタヤ銀行の連結子会社化による収益貢献などプラス要因もあり、全体としては増益で着地しました。
財務の健全性の観点では、普通株式等Tier1比率が10.97%と現在の金融規制に照らして十分な水準を維持しています。また、適切な与信管理と国内企業業績の改善を背景に、不良債権比率も1.18%と、引き続き低い水準に留まっています。
また、堅調な業績を反映し2014年度の配当は、中間期9円、期末予想9円とそれぞれ当初予想から1円増額し、年間で18円(昨年度比2円の増配)とすることを決定しました。併せて、約1,000億円自己株式を取得しました。今後も、資本効率の更なる改善と株主還元の一層の充実を目指してまいります。
経営戦略について
本年度は、3ヵ年中期経営計画の総仕上げの年となりますが、後半も、中期経営計画目標の達成に向けて、グループ一体となって前進していきます。MUFGはこれまで、持続的な成長に向けて、国内外で事業基盤の強化に向けて取組んできました。国内では、日本経済の再興に向け金融面から貢献することを軸に、個人の円滑な資産形成や企業の資金需要の創出に向けた商品やサービスを打ち出してきました。その結果、先に申し上げた通り、NISA口座数や法人向け貸出残高などの点で一定の成果が得られました。今後も、事業基盤の強化に努めるとともに、お客さまに一層質の高いサービスを提供し、MUFGの収益成長へと繋げていきます。
海外では、2015年1月に、三菱東京UFJ銀行のバンコック支店とタイのアユタヤ銀行が統合しました。今後は、MUFGならではの商品やサービスの拡充を図り、統合の相乗効果を発揮できるよう注力していきます。
また、昨今は、企業の持続的成長に向け、企業と株主・投資家との対話が重視されるとともに、コーポレート・ガバナンスにも注目が集っています。MUFGは、社外取締役の導入やガバナンス委員会の設置、積極的な情報開示に取り組んできました。今後も、持続的な企業価値向上に向け、事業力を強化するとともに、情報開示の充実、ガバナンス態勢の更なる高度化に努めてまいります。
MUFGは、「世界に選ばれる、信頼のグローバル金融グループ」を目指し、皆さまの期待や信頼に応えてまいりますので、今後とも一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
郵便番号 | 100-8330 |
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都道府県 | 東京都 |
住所 | 千代田区丸の内二丁目7番1号 |
電話番号 | 03-3240-8111 |
支店数 | 0 |
創立 | 2001年4月2日 |
証券コード | 8306 |
証券市場 | 東京証券取引所1部 |
資本金 | 21404億円 |
代表者名 | 若林 辰雄 |
従業員数 | 38419 |
売上 | 51761億円 |
メインバンク | 三菱東京UFJ銀行 |
事業内容 | 銀行等傘下子会社の経営管理・戦略統括 |
グループ会社 | 株式会社三菱東京UFJ銀行 三菱UFJ信託銀行株式会社 三菱UFJ証券ホールディングス株式会社 三菱UFJニコス株式会社 三菱UFJリース株式会社 |