会社名 | りそなホールディングス |
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ふりがな | りそなほーるでぃんぐす |
会社URL | http://www.resona-gr.co.jp/ |
企業理念 | りそなグループは、創造性に富んだ金融サービス企業を目指し、 お客さまの信頼に応えます。 変革に挑戦します。 透明な経営に努めます。 地域社会とともに発展します。 |
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2015年2月、りそなホールディングスは、公的資金完済に向けた取組みを公表するとともに、「新たな中期経営計画」を公表しました。
■「公的資金の完済」について
りそなグループは、公的資金による資本増強を真摯に受け止め、早期の経営の健全化を実現するとともに、真に価値のある金融グループに生まれ変わるべく、ガバナンス改革やお客さま本位のサービス改革、抜本的な財務改革を中心としたりそな改革等にグループをあげて取り組んでまいりました。
残存する公的資金につきましては、2013年5月に公表した「公的資金完済プラン」において、2018年度に完済する予定としておりましたが、足元の業績が堅調に推移していること等から、本年6月開催予定の定時株主総会でのご承認を前提に、速やかに全額を返済いたします。
私たちりそなグループは、新たなスタート地点に立ちました。これまでの、お客さま、株主さまをはじめとするステークホルダーの皆さまの多大なご支援、ご協力に、心より感謝申し上げます。
■「新たな資本政策」について
自己資本比率については、金融仲介機能の発揮、グローバル目線での信用確保、戦略投資等に備えた余力確保等の観点から、現在適用している国内基準において十分な自己資本を確保しつつ、国際統一基準において普通株式等Tier1比率(その他有価証券評価差額金を除く)で8.0%を安定的に上回る水準を目標とします。また、ROEは引き続き10%を上回る水準を目線とし、資本効率を意識した運営に努めます。
こうした方針のもと、自己資本の質的・量的強化の一環として、自己株式(普通株式)の処分と第4種優先株式の取得を併せ行う資本の実質的交換(キャピタル・エクスチェンジ)等を関係当局の承認等を前提として実施するとともに、中長期的な時間軸のなかで、他の社債型優先株式の取得についても検討してまいります。
普通株式配当については、2014年度末にかかる期末配当より、年間15円から2円増配し年間17円とし、以降自己資本比率目標の早期達成に向け内部留保の蓄積を通じた自己資本の充実にも努めていく考えであり、当面は安定配当を継続する方針です。なお、2015年度以降は、株主さまへの利益還元の機会充実の観点から、中間配当を実施してまいります。
また、株主の皆さまに、当社グループのサービスをよりご理解いただく機会を提供すること、長期にわたり株式を保有していただくこと等を目的として、保有株数に応じて、グループ銀行のポイント還元にあわせ、ATM・振込手数料等の優遇特典をご利用いただける株主優待制度を導入いたします。
■「新たな中期経営計画」(経営健全化計画)について
りそなグループは、様々な改革への取組みを通じて、安定的な黒字経営への体質転換を実現しました。公的資金完済後の次なる10年に向け、本業収益面の課題に確り向き合い、再生・反転から持続的成長への新たな一歩を踏み出すべく、今般、「新たな中期経営計画」(経営健全化計画)を策定いたしました。
新しい計画は、グループの持続的成長をより確かなものとすべく、「攻めの経営へのマインドチェンジ」を図り「リテールNo.1」を目指す意欲的な計画です。これを実現していくため、「お客さまの喜びがりそなの喜び」という基本姿勢を崩すことなく、「りそなイズムの承継と深化」「新しい金融サービス業としてのビジネスモデルの構築」「グループ連結運営のさらなる進化」の3つの経営方針のもと、グループの総力をあげてお客さま価値の最大化に取組んでまいります。
本業収益力の強化に向けた、地域・リテールを中核とする基本的なビジネス戦略としては、「信託・不動産」機能を活かした「成長・再生・承継ソリューション」と「トータルライフソリューション」を実践し、資金提供機能の強化、課題解決型ビジネスの確立、資産形成サポート力の向上など実効性ある施策を積極的に展開してまいります。
また新たな取組みとして、お客さまの金融行動や価値観にきめ細かくお応えし、一人ひとりにパーソナライズされた質の高い金融サービスを最適な場所・時間・チャネルで提供する「オムニチャネル構想の実現」に向けた検討を進めています。グループ内振込取引の「24時間365日化」を他社に先駆けて実施(2015年4月予定)するほか、マーケティングの高度化等を通じて、ワンランク上の"際立つ"リテール金融サービスの実現と新たな価値の創造に取組んでまいります。
こうした取組みと並行して、グループの「リテール基盤・機能」「信託・不動産/国際」「事務・システム」から成る「オープンプラットフォーム」をベースとする地域リテール戦略を拡充してまいります。機能強化に向けた戦略投資や、他の金融機関等との連携も含めたアライアンスの拡大等を通じ、グループのお客さま基盤の拡充、戦略地域の拡大等を視野にあらゆる方策を検討してまいります。
私たちりそなグループは、地域のお客さまにもっとも支持される「リテールNo.1」の金融サービスグループを目指して、「新しいりそな」としての改革を加速させるとともに、これからも透明性の高い経営を継続し、グループ企業価値の最大化に努めてまいります。
今後とも一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
郵便番号 | 135-8581 |
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都道府県 | 東京都 |
住所 | 江東区木場1丁目5番65号深川ギャザリア W2棟 |
電話番号 | 03-6704-3111 |
支店数 | 1 |
創立 | 2001年12月12日 |
証券コード | 8308 |
証券市場 | 東京証券取引所1部 |
資本金 | 504億円 |
代表者名 | 東 和浩 |
従業員数 | 603 |
売上 | 8629億円 |
事業内容 | 銀行等子会社の経営管理 |
グループ会社 | 株式会社りそな銀行 株式会社埼玉りそな銀行 株式会社近畿大阪銀行 りそな保証株式会社 大和ギャランティ株式会社 近畿大阪信用保証株式会社 りそな決済サービス株式会社 りそなカード株式会社 りそなキャピタル株式会社 りそな総合研究所株式会社 りそなビジネスサービス株式会社 |