金融/経済ガイド「マネコム」

組合員の皆様には、平素より格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上
げます。
　このたび、「KEISHIN　DISCLOSURE　2014　平成２６年
度上半期経営情報」を作成いたしましたので、ご高覧を賜りたいと
存じます。
　今期は、消費税率の８％への引き上げに始まり、経営の要である
住宅ローンの利用減少が見込まれる厳しい環境の下、全力で収益
目標の達成に取り組んでいるところでございます。
　こうした中、上半期仮決算における純利益は、前年同期を８，１００
万円上回る９億８，０００万円を計上し、健全経営を維持することがで
きました。
　また、預金残高も前年同期比１７１億８，７００万円増加の４，２１２
億６，３００万円に伸長するなど、まずは順調に推移しているところで
ございます。
　しかしながら、融資につきましては、残高は２，８６４億８，９００万円
と前年同期比８８億２，３００万円増加しましたものの、いわゆる「消
費税率引き上げ前の駆け込み需要」の反動が大きく影響し、今年度
の新規実行目標３３５億円に対する上半期までの進捗率は、４５．４
％にとどまる結果となりました。
　下半期も厳しい状況が続く見通しではありますが、引き続き、住
宅ローンを始めとする警信融資の「総合的な優位性」の浸透を図り、
組合員の皆様の利益に資する利用促進に努めてまいりたいと考え
ているところでございます。
　さて、現在警信では、来年４月３０日までの期間限定で特別金利
の「プラスワン定期預金」を募集しております。この商品は、組合員
の皆様からのご要望にお応えし企画したものでございますが、前年
度の「警視庁創立１４０年記念定期預金」同様、多くのお申し込みを
いただければ幸甚に存じます。
　警信はこれからも「組合員本位」を最優先に、お寄せいただく貴
重なご意見・ご要望等を経営に反映し、業務改善や有利性・利便性等
の向上に真摯に取り組んでまいります。　
　また、よりきめの細かい応待相談活動の実践など、お役に立つ行
き届いたサービスの提供に最大限尽力し、職域金融機関としての
役割を果たしてまいる所存でございます。
　組合員の皆様には、一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう心からお
願い申し上げます。