金融/経済ガイド「マネコム」

皆様には、日頃から格別のご愛顧とご支援を賜り、心より御礼申しあげます。
当信用組合は、東京都・特別区職員及び教員の皆様の福利厚生の一翼を担うことを目的に
設立された相互扶助・非営利の協同組織金融機関です。
私たちは、こうした設立の精神に則り、身近な職場の金融機関として、皆様のさまざまな
金融ニーズに的確にお応えすべく、魅力ある金融サービスの提供と経営基盤の充実・強化に
努めてきております。
この「2014ディスクロージャー都職信の現況」は、昨年度1年間の当信用組合の業務運営の
状況と業務内容について、皆様にご報告申しあげ、ご理解をいただくために作成したものであり、
ご高覧賜われれば幸いです。
昨年度を振り返りますと、当信用組合を取り巻く経営環境は、景気は緩やかに改善しつつある
ものの、超低金利の長期化や金融機関による住宅ローンの金利競争の激化等から依然として厳しい
状況でありました。
このような厳しい環境ではありましたが、平成24年に策定した３カ年計画「中期的に取り組む
べき経営指針」に基づき、お客様サービスの向上に、より一層努めるとともに、貸出金の増強に
よる安定した収益の確保に取り組みました。また、長年の課題でありましたリスクの大きい外国
証券の残高圧縮により、有価証券運用ポートフォリオの健全性を向上させ、更なる経営基盤の
強化を図りました。
こうしたことにより、25年度分の利用分量配当は前年度の２倍の10％とし、組合員の皆様への
利益還元を一層充実することができました。
今後も、役職員一丸となって、なお一層のサービス向上と安定した経営基盤の確立に向けて
更なる努力を重ね、これからもより多くの皆様に安心してご利用いただき、ご満足いただける
よう頑張ってまいります。
何卒、これまでにも増してご支援賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。