代表メッセージ
「経済の血液である“物の流れ(物流)とお金の流れ(金融)”に役立つことで、日本経済と次世代の人たちに貢献しよう。」
「その手段として、“物流施設(倉庫など)を投資対象とした不動産投資信託(REIT)”を立ち上げよう。」
2002年の冬、少人数の関係者で交わされたこのような会話が、日本で初めての“物流施設を投資対象としたREIT”誕生への第一歩でした。
当時の日本では、物流施設を投資対象としている投資家が少なく、物流REITの実現に不安や疑問の声が散見されていましたが、多くの方々のご支援により第二歩以降も順調に進み、2005年5月「日本ロジスティクスファンド投資法人(本投資法人)」は文字通り“日本初”の物流施設特化型REITとして、東京証券取引所への上場を果たしました。
その後もJLFは、”日本初の物流施設特化型REIT”として物流業界の持続的成長の一翼を担いながら、”日本最高水準の自己資本比率REIT”として安定化と将来成長の余地を残して運営されています。
日本経済は不安定な状況から脱却できないでいますが、1億人以上の人口を抱える日本での物流施設へのニーズは、経済変調の影響を受けにくく安定していると考えております。但しそれは、「利便性やクオリティーの高い」物流施設に対してのニーズです。
一方、資本市場は低金利と金融不安から脱却できないでいますが、年金基金から個人投資家に至るまで資金運用へのニーズは、日に日に高まっていると感じております。但しそれは、「安定的な配当と将来の価値上昇」の双方を満たす商品へのニーズです。
本投資法人は、資産運用会社である三井物産ロジスティクス・パートナーズ株式会社と共に、同社の株主である三井物産・三井住友信託銀行・ケネディクスからのサポートを受けながら、良い物流施設を見分ける「目利き力」を駆使し、同時に経済や物流業界の環境を的確に分析し、保有施設をご利用いただいているテナント様と投資家様の双方の満足度を高め、ひいては冒頭に掲げた目的達成に向け尽力してまいります。
つきましては、引き続き、皆様からのご支援を賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。