金融/経済ガイド「マネコム」

投資主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り心より御礼申し上げます。

ケネディクス不動産投資法人は、2005年7月に東京証券取引所（不動産投資信託証券市場）に上場し、その後ポートフォリオの質を高め、収益・利益の引き上げを実現してまいりました。
私どもは、本投資法人の運用にあたり、スポンサーであるケネディクス株式会社（東証一部上場）グループや、本投資法人の資産運用会社であるケネディクス・オフィス・パートナーズ株式会社のスタッフが有する不動産および金融の専門知識を活用し、景気や不動産市場の動向を踏まえた迅速かつ柔軟な運用を行っています。また、日本および海外の機関投資家や金融機関からも信頼を獲得しており、物件取得もスポンサー関連の物件のみならず、独自のネットワークを活用した資産規模の拡大を続け、優良物件で構成された強固なポートフォリオを構築してまいりました。

本投資法人は、主に東京経済圏の中規模オフィスビルを中心に投資を進めています。
東京のオフィスビルは主に大企業の本社が占めていると一般的に思われがちですが、実はその90％以上の事業所は従業員30名未満のオフィスが占めています。このように中規模ビルは、大規模ビルに比べてより多様なテナント基盤を有しており、安定的で魅力ある投資機会を投資主の皆様に提供することが可能となります。また、私どもは引き続きテナントに対し定期的にCS（顧客満足度）調査を実施し、満足度を重視した資産運用・物件管理をポートフォリオのスケールメリットを活用して、投資主の皆様の中長期的な収益の向上に寄与するよう効果的な運用を進めてまいります。

本投資法人は、引き続き安定的な財務運営を継続しながら、中長期目標である100物件、資産総額4,000億円を目指し、資産規模の成長による強固なポートフォリオの拡大を目指してまいります。
今後とも尚一層のご理解、ご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。