代表メッセージ
投資主の皆様におかれましては、平素より、MIDリート投資法人に格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、本投資法人は、大阪圏を重点的な投資エリアとするオフィスビル重点型の不動産投資信託として、2006年8月29日に東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場し、第13期の決算(2012年12月31日)を迎えております。これもひとえに投資主の皆様のご支援の賜物と深く感謝いたしております。
ここに、本投資法人第13期の運用の概況と決算に関しまして、ご報告申し上げます。当期のわが国経済は、東日本大震災後の政策効果を背景とした復興需要を足掛かりとして、公共投資や住宅建設は堅調に推移したものの、世界経済の減速等を背景として企業収益は製造業を中心として弱含んでおり、景気は弱い動きとなっております。そのような状況の中、本投資法人の保有する11物件の稼働率は堅調に推移いたしました。依然として続くテナントのコスト削減への要望に迅速かつ真摯に対応し、長期リレーションシップの維持、構築に努める等、堅実な運用に努めました。
この結果、第13期は営業収益5,628百万円、経常利益1,325百万円、当期純利益1,323百万円を計上いたしまして、分配金を投資口1口当たり7,210円とさせていただくことになりました。
今後とも、大阪圏を主な事業基盤とし、不動産開発及び運用管理に豊富な実績を持つMID都市開発株式会社を中心とするMIDグループのノウハウやネットワークなどの総合力を成長戦略の柱とし、本投資法人の安定した収益の確保と、着実な運用資産の成長を目指して運用してまいります。
投資主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。