代表メッセージ
投資主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。また、平素よりプレミア投資法人に格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
私、高野博明は平成25年4月1日付けで、プレミア投資法人の執行役員に就任致しましたので、この場をお借りしましてご挨拶申し上げます。
当期の日本経済は、新政権が進める大幅な金融緩和策を始めとした様々な経済再生政策に金融・資本市場が大きく反応する形で株高・円安が進行するとともに国内の景況感も改善するなど、持ち直しの動きがみられました。
国内の不動産賃貸市場におきましては、レジデンスの稼働状況や賃料動向に底堅さが見られるものの、オフィスビルについては、都心部のハイグレードな大型物件を除くと稼働率・賃料水準ともに総じてボトム圏内から脱却できていません。
このような事業環境の中、本投資法人は金融費用の圧縮に努め、当期業績は営業収益6,197百万円(前期比△13百万円)、経常利益2,004百万円(同+19百万円)、当期純利益2,003百万円(同+19百万円)の減収増益となり、投資口1口当たりの分配金は、第20期決算短信において公表しました当期予想値である10,000円を上回る10,185円を確保致しました。
今後につきましても、プレミア・リート・アドバイザーズ株式会社と共に、保有物件のリーシング状況と財務体質の改善に取り組み、中長期にわたり安定した運用を実現することで、投資主の皆様のご期待にお応えするよう努力してまいる所存でございますので、引続き変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。