金融/経済ガイド「マネコム」

日頃より、格別のお引き立て賜り厚く御礼申し上げます。

昨年は、17年ぶりの消費増税の影響で景気が足踏み状態となる一方、政府による経済・財政政策への期待や日銀の追加緩和等を受け、堅調な相場環境が続きました。生命保険業界でも、海外進出が積極化するなど、攻めの経営に転じる動きが見られました。

当社では、創業121年目の新たなスタートを機に、これまで永くご愛顧いただいたお客さまに感謝し、シニアのお客さまへ業界最高水準の商品・サービス等をお届けするため、「ベストシニアサービス」の取り組みを始めました。 70歳以上の全てのお客さまへの訪問活動や、シニア専用保険ダイヤルの設置、更には帳票評価等の専門機関であるＵＣＤＡ（ユニバーサルデザイン協会）と協働で、約3,000種類の帳票を見やすく・分かりやすく見直しするなど、商品・サービス・制度・帳票等あらゆる面を「シニアのお客さま視点」で見直し、改革・改善を進めております。 また、商品面では終身生活介護年金（銀行窓販向け）や、公的介護保険制度の要介護１から保障する軽度介護保険の発売、更に、主力商品である「保険組曲Ｂｅｓｔ」の医療保障系11商品の加入年齢範囲を75歳から85歳へ引き上げる商品改定等も実施いたしました。これらがお客さまに大変ご好評いただいており、嬉しく思っております。

平成27年も、アベノミクスへの期待から、景気は回復基調が続くといわれていますが、同時に環境変化や競争が益々激しくなると思われます。

当社はこれまでも、お客さまニーズに合わせて自在に保障を組み合わせる事ができる「保険組曲Ｂｅｓｔ」の開発や、契約申し込み手続きの自動化（ペーパレス化・キャッシュレス化）の実現、そして「ベストシニアサービス」の取り組みなど、独自の商品･サービス等の開発に向け挑戦を重ね、時代に先駆け変革を繰り返してきました。

平成27年は、更なる成長に向けて新たな業務改革プロジェクト「EVOLUTION’15」を立ち上げます。これまでの業務改革の集大成として最新のIT技術を活用し「本・支社業務の自動化」を進め、同時により生産性の高い仕事に集中できるよう「ワークスタイルの変革」等を実現してまいります。

外部環境にかかわらず、当社は中期経営計画で掲げる「最優の生活保障をご家庭にお届けする生命保険会社」を目指し、たゆまぬ努力を続けてまいる所存ですので、引き続き皆さまからのご支援を賜りますようお願いいたします。
皆さまの益々のご健勝を心よりお祈り申し上げます。