金融/経済ガイド「マネコム」

日本パーオキサイド（株）は、化学と環境の調和をめざす技術を通して、
豊かな社会作りに貢献し続けます。

代表取締役社長　栗原信治
私たちの会社は、過酸化水素、およびその誘導品を製造し、販売するメーカーです。
過酸化水素は「水素」と「酸素」から作られ、使われた後は「水」と「酸素」になる極めて環境に優しい化学品です。

代表的な利用分野は、紙パルプ分野での漂白剤、IT分野でのエッチング剤、土壌汚染における除去剤等に使われています。

また、固体の過酸化水素とも言われる過炭酸ソーダは、我社が世界で初めて企業化し、衣料用漂白剤、除菌剤、食器用洗浄剤等の用途に使われています。その他、過酢酸はペットボトル用洗浄剤や医療器具用除菌剤向け用途として広がっています。

このような過酸化水素およびその誘導品については、お客様の満足や市場の満足を実現するため、創造的な発想を大切にして、日夜研究開発活動も行っています。

併せて、安定した生産体制と厳しい品質管理体制の下、安全操業を第一に製品を作り続け、社会に提供しています。大切にしていることは、「技術を商品にすることである」と考えています。

会社運営に当たっては、透明性を持ちつつ情報技術を活用しながら、効率化とスピードを追求し、同時に、過酸化水素という危険物のメーカーとして無災害記録を1,000日以上継続中です。

今後も引き続き、全社員でマーケットを意識し、「高機能、高付加価値製品」を生み出す事業内容に変革し、高収益体質の企業へ進化していきたいと思っています。

「新たな成長戦略の遂行」と「事業基盤の強化」のために、我社の強みをより強くし、筋肉質な企業体質を目指して徹底した合理化に取り組みながら、地球環境との調和を担う新製品、新事業を創出してまいります。今後ともより一層のご支援、ご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。