代表メッセージ
皆さまには、平素より北國銀行をお引き立ていただきまして、
誠にありがとうございます。
新中期経営計画「QCS’S（Qシーズ）」
当行では、平成24年4月より新中期経営計画「QCS’S（Qシーズ）」をスタートさせました。Qは質（Quality）のさらなるアップ、Cはコスト（Cost）削減の継続、Sはさらなるスピード（Speed）アップ、もうひとつのSは笑顔（Smile）の応対を意味します。当行は、従来より、お客さまとの関わり方、各種施策への取組み・改善、組織の変革など、全ての面においてスピードと質の向上に取り組むとともに“お客さま目線”、“お客さまとの絆”をキーワードに地域経済への円滑な資金供給に努めてまいりました。本計画では、スピードと質の向上にさらに磨きをかけるとともに、笑顔のコミュニケーションを通じたCS向上への意識を強め、地域の皆さまから親しまれ愛される「北國ブランド」の確立を目指していきます。
お客さまの満足のために
当行では、お客さまに心から喜んでいただけるよう、CSを根本から見直しています。挨拶や笑顔での応対が本当にできているか？お客さまに好印象を持っていただける言葉遣い、身だしなみか？お客さまへの感謝の気持ちがこもっているか？行員一人一人が自身で考えて行動できているか？当行の全てのお取引先とその従業員の方全てに「北國ファン」となっていただけるよう、サービス業の原点に戻り本当のCSを考えます。
また、業務の生産性を高め、早く退行できる体制作りに努めています。早く退行し自己の時間を創り出すことで、家族との団欒を楽しんだり、知識や教養、趣味を深めたり、地域行事へ参加したりすることが可能になりました。豊富な経験と鋭い感性、豊かな人間性を持った「人間力」の高い行員を育成していくこともお客さまの満足につながるものと確信しています。
リレーションシップバンキングの実践
地域密着型金融、金融円滑化の考えに基づき、コンサルタント機能の充実に努めています。地域に根ざす銀行として、本来の銀行業務をしっかりと遂行することこそがCSR（企業の社会的責任）の原点であると考えます。
法人のお客さまには、安定的な資金供給に努めることはもちろんのこと、M&A、事業承継、海外ビジネス支援等の相談業務や取引先紹介等のマッチング業務、事業計画策定等の相談業務等様々な場面でよき相談相手となれるよう努めています。
個人のお客さまには、資産運用や各種ローン商品の充実によりトータルのライフプランをご提案できるように努め、またインターネットバンキングやATM等チャネルの充実による利便性の向上を図っています。
地域金融機関として
おかげさまで当行は今年12月18日、創立70周年を迎えます。来年12月をめどに金沢駅西口に「北國新本店ビル」を建設し本店本部を移転、再来年1月には基幹システムの更新と当行にとっては節目の時期となります。
当行の主たる営業地域といえるこの石川県あるいは北陸地方は、モノづくりの技術力が高い地域であると同時に観光資源にも恵まれ、加えて芸術・文化・スポーツも非常に盛んな日本国内でも経済成長のポテンシャルの高い地域と言われています。平成26年度中に予定されております北陸新幹線金沢開業により、当地の魅力はますます高まっていくものと思われます。
地域の発展なくして当行の発展はありません。当行も地域経済の担い手の一人として、地域経済への円滑な資金供給に努めるのは当然のことながら、地域の元気のために一企業市民として様々な形で“地域磨き”に努めてまいります。
