会社名 | 筑後信用金庫 |
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ふりがな | ちくごしんようきんこ |
会社URL | http://www.shinkin.co.jp/chikugo/ |
企業理念 | 健全経営 信頼される金庫 地域との共存共栄 働き甲斐のある職場 |
皆様方には、平素より私ども筑後信用金庫をご愛顧、ご支援賜り、厚くお礼を申し上げます。 平成25年度の我が国経済は、アベノミクスによる円安効果や堅調な米国経済を背景とした企業収益の改善に加え、雇用・所得環境の好転による個人消費の増加など、国内景気は緩やかな回復の動きが続きました。 また、日本銀行による「量的・質的金融緩和」の導入以降、日経平均株価は、米国株高と円安を背景に、調整局面をこなしつつ上昇基調を維持し、平成25年12月末には約6年ぶりに1万6千円台を回復しました。 今後は、消費税率引き上げによる景気下振れ懸念が意識されるものの、政府による経済対策の推進、金融緩和政策の継続等により、輸出関連企業の収益改善及び企業の設備投資は持ち直し基調で推移するものと思われます。一部企業では、企業収益の改善によりベースアップが実施され、個人消費増加の下支えによる内需をけん引役とした回復基調が続くことが期待されます。 このような経営環境の中、平成25年度の業容につきましては、預金積金の期末残高が1,452億円(前期末比40億円、2.86%)、貸出金の期末残高が908億円(前期末比13億円、1.52%)となりました。 損益状況につきましては、経常収益が2,953百万円(前期比△120百万円、△3.91%)、経常費用が2,497百万円(前期比△298百万円、△10.68%)となり、経常利益は456百万円(前期比178百万円、64.06%)、税引前当期純利益は455百万円(前期比186百万円、69.07%)、当期純利益は307百万円(前期比102百万円、49.85%)となりました。 主な要因といたしましては、低金利を背景に資金運用収益は減少(前期比△118百万円、△4.46%)したものの信用コストの減少(前期比△263百万円、△70.07%)により当期純利益は増加しました。 自己資本比率の状況につきましては、18.55%と国内基準である4%を大きく上回っており、また、不良債権比率につきましては、3.16%と依然として低い水準となっております。 平成26年度につきましては、新3カ年事業計画の最終年度、11月に創立90周年を迎える記念すべき年にあたり、「付加価値のある商品の提供」「聴く・知る・考える、そして行動する」「地域に係る」「個人取引の推進」「働き甲斐のある職場・誇れる職場を目指す」を重点課題と致しました。具体的には、平成26年度を『感謝とスタートの年』と位置付け、当金庫の基盤をここまで築いて頂いた、地域の方々やお客様、そして諸先輩に深く感謝し、併せて10年後の100周年に向けてのスタートの年と考えております。 これから10年間で財務基盤強化を図りながら地域と深く係ることで、地域に根ざす金庫を築くために、今年度は企業サポート部を新設しました。外部専門家等と連携し地元の企業等への情報提供や他企業とのコラボレーションにより資金需要を発掘する、また地域の特産物・技術力・観光等を他所へ発信するためのサポートを行うなど、地域へ積極的に働きかけてまいります。 さらに当金庫は多数の渉外担当者が、営業エリア内で日々活動しており、この点は他行には真似のできない当金庫独自の営業体制であり、この優位性を最大限に活用し、お客様とのリレーションを深めながら情報収集に注力し、収集した情報を活かすことで、積極的に量的・質的拡大を図り、地域で揺るぎない経営基盤を構築していく所存でございます。 本年も、ここに、当金庫の経営方針や業績の推移などを取り纏めましたディスクロージャー誌を作成致しましたので、ご高覧を賜り、これまで以上に身近な信用金庫として「ちくしん」をご利用いただきますようお願い申し上げます。
郵便番号 | 830-0032 |
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都道府県 | 福岡県 |
住所 | 久留米市東町35-10 |
電話番号 | 0942-33-2101 |
支店数 | 13 |
創立 | 1924年11月21日 |
証券市場 | 未上場 |
代表者名 | 農塚 勉 |
従業員数 | 201 |
事業内容 | 預金業務、融資業務、保険業務、投資信託 |