代表メッセージ
皆さまにおかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平成25年度の事業
概況と決算の内容をご報告申し上げるにあたり、日頃のご支援とご愛顧に感謝し、心より
厚く御礼申し上げます。
平成25年度の日本経済は、デフレからの脱却と経済の再生を目指すアベノミクスの
推進により、円安・株高の進行、堅調な個人消費、公共投資の増加などから大手企業を
中心に業況の改善が進み、長引くデフレからの脱却と日本経済の景気回復の兆しが
見えてきた年でありました。
このような環境の中、当金庫は「地域活性化を推進する信用金庫」の基本方針のもと、
“地域への積極的な融資”と“地域社会貢献活動”を通して、地域社会の持続的な発展に
努めてまいりました。具体的には、“お客さまの経営課題”の解決や事業発展に向けた金融
支援、また“個人のお客さまへの生活応援”のための資金支援に全力で取り組んでまいり
ました。さらに地域社会貢献活動においては、「美しい多摩川フォーラム」の事務局として、
この事業の地域づくり運動を支援し、経済、環境、教育文化の3つの観点から各ボランティア
活動に積極的に参加してまいりました。
平成26年度は、3ヵ年の中期経営計画の最終年度として、当金庫のビジネスモデルである
「お客さまのことをよく知り、お客さまといっしょになって、問題の把握やその解決策を考え、
適切な金融サービスを提供していくこと」を実践し、地域のお客さまに真に必要とされる
信用金庫として地域と共生していきたいと考えております。今後も地域社会の一員として、
創業の精神である“共存同栄”の実現に向け、全役職員が一丸となり積極的に取り組んで
いく所存でございます。
何卒、倍旧のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
平成26年7月