金融/経済ガイド「マネコム」

私どもあおぞら証券は、2012年2月に二つの証券会社が合併して、あおぞら銀行の戦略的子会社として新たに誕生致しました。ひとつは2006年にあおぞら銀行100%子会社として、銀・証連携による業務展開を狙いとして設立された旧あおぞら証券。もうひとつは2008年にプライベート・バンキング・ビジネス幹部経験者により設立された個人向け株式等ブローカレッジ業務、資産運用業務を展開していたジャパン･ウェルス・マネジメント証券です。あおぞら証券は、この両者の特色を進化させ、あおぞら銀行グループの個人・法人のお客さまの資産運用ニーズに対して「マルチ・プロダクツ」「マルチ・セールス」を軸にお応えして参ります。国内においては家計・民間非金融機関部門合計で1,000兆円以上の現預金があり、大幅な貯蓄超過の状況であることから皆様方が資産の成長を目指すためには、国内資産のみで運用することには自ずと限界があります。また、日本を含めた各国の成長企業はその売上げや利益の源泉を世界中に求めている結果、「国」という視点だけでは企業の成長を推し量ることは困難になりつつあります。金融イノベーションについては残念ながら未だその多くは欧米に端を発しています。こうした環境認識のもと、当社では資産運用業務、プライベート・バンキング業務、銀行ポートフォリオ・ALM業務、投資銀行業務等の各分野において豊富な経験を有するスペシャリストの多様なノウハウを結集し、対面でのコンサルティング機能を最も重視し、皆様の資産運用におけるパートナーに選んで頂けるよう、プロフェッショナルとしての責任と誇りを持って努力を傾注して参ります。具体的には国内外の株式、REIT、ETF等の上場商品から国内債、外貨建債、仕組債等を網羅し、お客さまの運用資産をポートフォリオとして考え、その中で商品を選定していくプロセスを大切にして参ります。あおぞら証券は、あおぞら銀行グループの一員としてお客さまのニーズや環境変化を常に見守りながら、今後とも進化を続け、それに対しお応えすることが使命と考え、コンプライアンスとコーポレート・ガバナンスの強化をはかり、社会に貢献できるよう努めて参ります。