金融/経済ガイド「マネコム」

旧年中は格別のご高配を賜りまして、誠にありがとうございました。2014年の為替相場は前半から半ばまでは全く動かず、歴史的にも大変狭いレンジでの取引に終始しました。8月後半からは米国の景気回復を背景に金融緩和政策の終了、そして10月末の黒田日銀総裁の第二弾となる超金融緩和政策の発表、原油価格の急落による新興国通貨下落、そして衆議院選挙で与党自民党の圧勝等、為替相場を動かす材料が切れ目なく出てきたことで、大きな変動があったことはご存じの通りです。2014年は弊社及びFXCMグループにとりましても、大きな進化があった年でした。弊社は昨年8月末より順次、主力商品においてECNと同様に一切加工のない純粋なインターバンク・レートをお客様に提供する方式に変更し、これまでは金融法人等のプロの投資家でないとアクセスできなかったインターバンク・レートと流動性を個人投資家の皆様にも広く提供できるようにいたしました。同時に、収益モデルを手数料制へと変更することで取引コストの透明性を実現、更に初回最低入金金額を引き上げることで広く浅くといったサービスとは一線を画し、これまで以上に質の高いサービスや差別化された情報、そしてプロの取引を支える環境で培った最新鋭のテクノロジーで安定した取引環境を個人投資家の皆様にご提供いたします。インターバンクの生のレートというのは、その時点での為替市場における公平な価格であり、その価格でお客様にお取引いただきます。市場が荒れていればスプレッドは大きく広がりますが、流動性の一番豊富な時間帯では売買スプレッドが逆転することもあります。それが為替市場であり、本来の為替レートを利益相反のない弊社NDDモデルで体験してみてはいかがでしょうか。真剣に為替取引に取り組むお客様に対して、弊社は透明で公平な取引環境を提供し、革新的なテクノロジーを導入することでお客様のお取引をサポートいたします。今年はお客様とより一層Win-Winの関係を強化すべく、あらゆる努力を重ねてまいりますので、引き続きFXCMジャパン証券をご愛顧いただけます様、よろしくお願いいたします。2015年が皆様、そして日本にとって輝ける一年となります様、役職員一同心よりお祈り申し上げます。