「信用組合」の概要
信用組合は、中小企業等協同組合法第3条に規定された中小企業等協同組合の一つで、その業務内容は協同組合による金融事業に関する法律で定められています。基本的には銀行や信用金庫と同じ業務を行っていて、信用金庫と同じ非営利組織ですが、組合員以外の預金は全体の20%までしか受け入れないように制限されている点などで信用金庫とは異なります。
日本各地の信用組合は、一般社団法人全国信用組合中央協会を構成していて、信用組合の系統中央機関金庫の機能を持っているのが全国信用協同組合連合会となっています。また、信用組合は地域信用組合・業域信用組合・職域信用組合の3つの種類に分類されます。
この信用組合の組合員は、地域の中小零細事業者や住民、勤労者に限られているので、信用組合は地域の人々によって組織・運営されている地域密着型の金融機関だと言えます。
また、信用組合のマスコットキャラクターは全国同じで、信用組合の女子社員を模した「くみちゃん」というキャラクターになっています。