「第二地方銀行」の概要
第二地方銀行とは、金融庁の免許・登録業者一覧において第2地方銀行として記載されている銀行のことをいいます。この第二地方銀行は、一般社団法人第二地方銀行協会の会員でもあります。
第二地方銀行は元は規模が小さく、中には信用金庫よりも小規模な銀行もありました。小規模なため経営基盤が弱く、バブル崩壊後に経営破たんした銀行が相次ぎました。この経営破たんした第二地方銀行の多くは同族経営の銀行です。
この第二地方銀行は、銀行法により免許を受けたとみなされた銀行と、新たに免許を受けた銀行があります。
第二地方銀行は元々は多くの都道府県に存在していましたが、現在では吸収合併や経営破たんにより、秋田県や茨城県、石川県など多くの都道府県に本店を置いている第二地方銀行がなくなりました。第二地方銀行の吸収合併は今も続いています。
2011年の時点で第二地方銀行は全国に42行あります。